パン

パンの表示には何が書いてあるのか内容を分かりやすく紹介

スーパーやコンビニなどで売っている、容器や包装に入ったパンは、原材料名や添加物などの表示が義務付けられています。
特に、アレルギーのある人やすぐに食べきってしまわない人は、アレルギー表示や消費期限が重要になってきます。
パンの包装には何が表示されているのか、内容や名称についてご紹介します。

パンに表示する義務のある項目

食品表示法により、包装されたパンには義務付けられている表示項目が存在します。
その内容について詳しくご紹介します。

名称

名称は、「食パン」や「菓子パン」、「調理パン」や「そうざいパン」などです。
商品名とは別で、商品の一般的な名称を表します。

原材料名と添加物

原材料名は、使用した原材料の中から、重量の割合が多い順に記載されています。
一番多い原材料については、原料原産地の表示が義務付けられています。
小麦粉などの加工品の場合は、「小麦粉(国内製造)」と表示します。

/(スラッシュ)が使われている場合は、/以下に添加物が記載されています。
また、改行したり、別枠の欄に添加物が表示される場合もあります。

アレルゲン表示も原材料名に記載されています。
アレルゲンの表示は、それぞれの原材料ごとにかっこ書きで表示する場合と、原材料名の一番最後にかっこを使用し、「(一部に乳成分、小麦、大豆などを含む)」という一括表示している場合があります。

また、アレルゲン表示については、原材料名に記載した上で、別に分かりやすく枠を作り記載しているメーカーもあります。
アレルギーの表示の義務があるのは、えび・かに・小麦・そば・乳・卵・落花生の7品目です。
さらに、豚肉やくるみ、大豆などの表示が推奨されている20品目があります。

内容量

内容量は、食パンであれば6枚や8枚、菓子パンやその他のパンであれば1個や5個などで表します。
スティックパンなどの細長い形のものは、6本などの本数で表される場合もあります。

消費期限または賞味期限

消費期限や賞味期限は、10.10.10のように、年.月.日で表示されます。
パンの場合は包装の表面に記載されていることも多いです。

消費期限は、品質の劣化の早いものに記載されます。
商品が未開封の状態で、記載された保存方法で保存していた場合、品質が保たれている期限の事を言います。
期限を過ぎたら、衛生上安全とは言い切れない状態になります。

賞味期限は、品質の劣化が比較的遅いものに記載されます。
同じように商品が未開封の状態で、記載された保存方法で保存していた場合、期限を少し過ぎてしまったとしてもすぐに食べられなくなったりはしません。
ただし、美味しく食べられる期間は過ぎているため、あまりおすすめはできません。

保存方法

保存方法は、それぞれの包装されたパンの特性に従って表示します。
例えば、「直射日光・高温多湿を避けて保存して下さい」や、「常温で保存してください」などがあります。
こちらの保存方法の表示は、開封前の状態になります。

開封後の保存について、枠外に記載されている商品もあります。
例えば、「開封後はラップに包んで冷凍庫へ入れて下さい」や、「冷蔵庫で保存し、お早めにお召し上がりください」などです。
開封前と開封後では保存方法も記載場所も変わるため、表示をよく確認しておきましょう。

製造者

パンを製造した者の氏名や名称、所在地などが表示されています。
例えば、「●●製パン株式会社 〒●●●ー●●●● 東京都千代田区~」などです。
ここに、製造所固有番号が記載されている位置も載っています。
「表面に記載」や「消費期限の下左に記載」などと書かれます。

パンが輸入品であった場合は、製造者ではなく輸入者になります。
その場合、パンを輸入した会社の名称や、所在地を記載します。

栄養成分表示

栄養成分表示は、一枚当たりや100gあたりなどの成分が表示されます。
表示が義務付けられているのは、エネルギー(カロリーまたは熱量)・タンパク質・脂質・炭水化物・食塩相当量の5つです。
ただし、任意ルールとしてナトリウム(食塩相当量)が表示されている場合もあります。

原産国

こちらは、輸入品のみ表示することになっています。
国産品は表示を省略する事ができます。
ドイツやオーストラリアなど、国の名前を記載します。

その他のパンの表示

パンの包装をよく見てみると、義務付けられていない表示もいくつかあります。
メーカーによってさまざまな表示がありますが、中でも多いものをご紹介します。

お客様相談室の電話番号

パンの品質に何か問題があったり、異物が混入されていた時など、何かあった時に連絡できる番号です。
製造者の欄に表示されている住所に手紙を送るよりも早く、問題を伝えることができます。
もちろん、トラブル以外の意見を伝えても大丈夫です。

ホームページアドレス

大手のパン製造メーカーの場合、ホームページアドレスが掲載されている場合も少なくありません。
大手メーカーは新商品を出す頻度も高く、キャンペーンもよくやっています。
好みのパンが発売されたり、気になるキャンペーンが開始されるかもしれません。
チェックしてみるのもおすすめです。

パンの説明

パンの説明とは、そのパンがどんなものかが書かれています。
例えば、もっちりしっとりとした食感であることや、どこかの国の伝統的なパンであることなどが書かれています。
独特な製法を使って作られた事が書かれていたり、そのパンがどんなパンなのか知る事ができます。
表面にキャッチコピーのような形で書かれている場合もあれば、義務付けられている表示と一緒に裏面に書かれている場合などさまざまです。

おいしい食べ方やアレンジレシピ

そのまま食べてもおいしいそうざいパンや菓子パンにはあまり書かれていないかもしれませんが、パンによってはおいしい食べ方やアレンジレシピが記載されています。
例えば食パンの場合だと、開封後の取り扱いについての欄に、「開封後は冷凍庫に入れ、召し上がる時は凍ったままトーストしてください」と書かれているものもあります。

他にも、「温めたあとにアイスクリームをトッピング」と書かれた菓子パンや、「オリーブオイルとよく合う」「サンドイッチに最適」などと書かれたパンもあります。
どんなふうに食べるとよりおいしくなるか、どんな食べ方があるか表示して教えてくれているので、パンを食べる前には包装をよく確認してみるといいでしょう。

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