パン,  パン作りのコツ,  パン種類

意外と高い、パンの種類によるカロリーの違いについて

食事と一緒に、食事の代わりに、おやつとして…たくさんパンを食べる機会がありますが、実際パン1つあたりのカロリーはどれくらいあるのか、気になるところですよね。

食事パン、調理パン、菓子パンと分けて、主要なパンのカロリーを紹介します。

食事パンのカロリー

食事と一緒に主食として食べる食事パン。食事パンには1個当たりどれくらいのカロリーがあるのでしょうか。

食パン (6枚切り)158カロリー

バゲット (1本)670カロリー

バターロール 95カロリー

イングリッシュマフィン 114カロリー

ベーグル 179カロリー

クロワッサン 179カロリー

食事パンのカロリーは100gあたり200~400kcal前後と様々です。

バターをたっぷり使うクロワッサンは、100gあたりのカロリーが高めとなっていますので、1個当たりのカロリーは低く見えますが、1個でおなかがいっぱいにならないことが多いので食べる個数に注意が必要です。

食パンやバゲットなどは、おかずやスープと一緒に食べることが多いと思います。単品で食べる場合もバターやジャムをつけることが多いと思いますので、その分のカロリーも考慮する必要があります。

ベーグルはカロリーが高く見えますが、この中では1個で特に食べた感があるパンです。どっしりとしていて、もちもち感がとても美味しいパンです。ベーグルはパンを焼く前に、茹でてから焼きます。バター、卵、牛乳などは使わずに、水と小麦粉で作りますので、脂質も少なく低カロリーです。カロリーを気にする方はベーグル半分などでも十分おなか一杯になると思います。

調理パンのカロリー

パンだけで食事になる焼きそばパンやカレーパンなどの調理パン。調理パンは1個当たりどれくらいのカロリーがあるのでしょうか。

焼きそばパン 233カロリー

コロッケパン 339カロリー

カレーパン 358カロリー

ミックスサンドイッチ 535カロリー

ハンバーガー 422カロリー

調理パンのカロリーは100gあたり200~300kcal前後のものが多く、カロリーが高いものが多いです。

具材が入っている分、重量が重くなり1個あたりのカロリーが高くなりがちなのが特徴です。揚げ物やマヨネーズを使うことが多いことも1つの要因でしょう。

カレーパンは、パン自体を油で上げているので特に高カロリーになっています。

ハンバーガーやサンドイッチは挟む具によってカロリーは大幅に変化します。特に大きな最近はやりのグルメバーガーなどは注意が必要です。

菓子パンのカロリー

甘くておいしい菓子パンですが、やはりカロリーも気になるところですよね。主な菓子パンの1個当たりのカロリーをご紹介します。

あんぱん 297カロリー

クリームパン 260カロリー

ジャムパン 250カロリー

蒸しパン 179カロリー

メロンパン 389カロリー

揚げパン 269カロリー

デニッシュ 288カロリー

菓子パンのカロリーは100gあたり200~400kcal前後のものが多いです。そのため、1個当たりのカロリーがどうしても300カロリー近くになってしまいます。おやつなどで2個とか食べてしまうとすぐに600カロリー近く行ってしまいます。

菓子パンの中でも、バターをたっぷりと使用するメロンパンやデニッシュ、油で揚げる揚げパンなどはどうしてもカロリーが高くなります。また、メロンパンやデニッシュなどは中にクリームが入っていたり、フィリングが乗っていたり、揚げパンも上げた後にまぶす砂糖などによってはさらにカロリーが上がる可能性があるので注意しましょう。

また蒸しパンは意外とカロリーが高いパンとして有名です。100gあたりのカロリーは約293kcalあります。サイズによってはメロンパンやデニッシュに匹敵するカロリーになります。ダイエット中には気を付けたほうがいいかもしれません。

これらの1個当たりのカロリーはあくまで目安です。サイズや使っている食材によっても違いますので、参考にしてください。

パンの主な栄養素3つ

食事というとやはりカロリーに注目してしまいますが、どのような栄養素があるのかということも食事の栄養バランスとして必要なことです。

炭水化物

パンの主原料は小麦粉なので、どうしても炭水化物の量が多くなってしまいます。そのため、パンは太りやすくなります。

炭水化物とは糖質と食物繊維を足したもので、私たち人間のエネルギー源となる栄養素ですので、必要不可欠な栄養素ですが、多く食べると血糖値を上げてしまうというデメリットがあります。

そのため、食べる量に気を付けることが必要です。

脂質

パンは生地にバターやマーガリンを使用するものが多いので、ご飯と比べてどうしても脂質が高くなってしまいます。バターを大量に使うクロワッサンやデニッシュは特に脂質が高くなります。

脂質は体を動かすエネルギー源となる他、細胞膜を構成したり体温調節をしてくれる栄養素です。摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因となってしまいます。

リーン系のパンを選ぶと、脂質が抑えられるので、気になる方はリーン系のパンを選ぶといいかもしれません。

また、パンには飽和脂肪酸やトランス脂肪酸が多く含まれていることがあるので注意が必要です。

飽和脂肪酸とは、肉の脂身やバターに多く含まれる脂肪酸で中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしてしまいます。

トランス脂肪酸とは、マーガリンや揚げ物に含まれる脂肪酸で心疾患のリスクを高める可能性があります。

たんぱく質

パン食だとどうしてもたんぱく質が不足しがちになります。

例えば、食パン100gあたりに含まれるたんぱく質は9.3g。1枚につき約5.58gしかなく、1食あたりの目安量が15~34gなので、他の食品で補う必要があります。調理パンでない場合はおかずなどで補いましょう。

ハム、ウインナー、卵などを使った調理パンは食事パンなどよりは比較的たんぱく質量が豊富です。

いかがでしたか。実はパンはカロリーが高いことが多く、特にリッチなパンと呼ばれるものは、バターや砂糖がたくさん使われているため、カロリーが高くなる傾向にあります。

栄養価も通常に売られている食事パンや菓子パンには豊富に含まれているわけではありませんが、現在では栄養価を多く含む粉を使ったパンなどがコンビニなどでも販売され、手に入りやすくなりました。

カロリーを気にする方も、ぜひ食べやすいパンを見つけてみてください。

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