みんな大好きピクニックにもぴったり、ウインナーロールパン
基本の生地にウインナーを巻くだけで作ることができるウインナーロールパン。型も不要なのでとても作りやすいです。ですが、遠足からピクニックから、普段のおやつから大活躍するパンです。
大人から子供まで大好きなウインナーロールパンをぜひ作ってみてください。
基本のパン生地の作り方
ウインナーを巻くための基本的なロールパンの生地の作り方です。
材料
強力粉 200g
イースト 2g
砂糖 10g
塩 2g
スキムミルク 5g
ショートニング 10g
水 130g
作り方
- 強力粉、塩、砂糖、イースト、ショートニングをボウルに入れ、水を入れます。最初は切るように混ぜましょう。
- 水分がなくなり、ある程度生地がまとまってきたら手でこねます。まとまったらボウルから取り出し、手の付け根で、手前から奥に押し付けるようにこねます。
- 生地の表面が滑らかになったら、ボウルに入れてラップをかけ、人肌の温度の温かいところで30分程度、一次発酵をします。冬場ですと、発酵しにくいので、ホットカーペットの上など温かいところに置くといいです。
- 発酵して生地が2倍くらいの大きさになったら、強力粉を指につけて膨らんでいる真ん中に指します。この際、穴がすぐに戻ってこなかったら発酵が完了している証拠です。生地をボウルから取り出し、軽く押してガス抜きをします。その際に押しすぎないように注意してください。
- パン生地を1つあたり50gに分けて、それぞれきれいに丸めていきます。閉じ目を下にして、濡れ布巾をかけベンチタイムを15分とります。 その際とじめはしっかりつまむようにして押さえましょう。
ここからは、作るパンによって工程が異なります。
パン生地は1個あたり50g。パン1個に対してウインナー1本を使います。3種類それぞれウインナーの長さが異なりますので、お好きな組み合わせで7個お作りいただいても、同じ成形で7個作ることもできます。
この生地の材料を変えると、違う味のパンができますので、試してみてください。
お手軽なウインナーロールの作り方
材料
長さ約8~9cm程度のウインナー 1本
照り卵用全卵 適量
とろけるチーズ 適量
作り方
- ウインナーを約1cm強にカットしていきます。
- ベンチタイム後の生地を軽く手で押さえ、ガス抜きで空気を抜きます。
- カットしたウインナーを一つ中央に置き、上から生地をかぶせるように折ります。
- かぶせた生地の上にウインナーを置き、横から生地をかぶせるように折る。中央にウインナーを置いて生地をかぶせる、この工程を折り紙の菊折りのように繰り返していきます。
- この工程が終わったら、丸め直して35℃で30~40分間2次発酵させます。
- 発酵後、照り卵を塗り、ハサミで十字にカットし、とろけるチーズをのせます。
- ガスオーブンの場合は180℃で13分間、電気オーブンの場合は200℃1で5分間で焼いていきます。焼き色がついたら完成です。
ウインナーが入っているのできれいな丸ではなく、ボコボコとしたロールパンになります。
大体一つのパンにつき1本の作り方ですが、全部入りきらない場合はウインナーの数を減らしても大丈夫です。
お手軽で、チーズのコクも合わさってとてもおいしいパンです。
定番のウインナーロール
皆さんがウインナーロールと言われて連想する形はこれだと思います。
ピクニックやお弁当にぜひ作ってみてください。
材料
長さ10cm程度のウインナー 1本
照り卵用卵 適量
ケチャップ 適量
ドッグ棒 1本
作り方
- ウインナーにドッグ棒をさします。
- ベンチタイム後の生地を、ガス抜きで空気を抜きながら30cmぐらいの棒状に伸ばしていきます。
- 親指で生地の端を持ち、ウインナーにくるくると巻いていきます。
- 巻き始めを2周目の生地で押さえ、3~4周程度巻きます。
- 巻き終わりは巻いてある生地の中に入れて固定します。下のウインナーが少し見える程度にゆるく巻いていくのが重要です。
- 35℃で30~40分間二次発酵をさせます。
- 発酵後、表面に照り卵を塗り、クープナイフで中央をカットし、そこにケチャップをのせます。
- ガスオーブンの場合は180℃で13分間、電気オーブンの場合は200℃で15分間。焼いていきます。焼き色がついたら完成です。
ウインナードッグのようで見た目もよく、棒がついているので手も汚れないので食べやすいです。お好みでマスタードを付けてみたり、タバスコをかけたりとアレンジをしてみてください。
アレンジ版ウインナーロール
通常のウインナーロールに一味加えたものです。ちょっと普通と違う味にしたいときなどに試してみてください。
材料
長さ13cm程度のウインナー 1本
照り卵用全卵 適量
ミートソース 適量
作り方
- ベンチタイム後の生地を手で軽く押さえ、めん棒を上下にかけて伸ばします。
- スプーン1杯分のミートソースを生地の中央に置き、その上にウインナーをのせます。
- 生地をかぶせて、とじ目をしっかりとじる。綴じ目が緩いと、ミートソースが溶け出してしまうので注意してください。
- とじ目を下に向けて、35℃で30~40分間二次発酵をさせます。
- 発酵が完了したら、照り卵を塗ります。
- クープナイフで中央をカットし、そこに残りのミートソースをのせます。
- ガスオーブンの場合は180℃で13分間、電気オーブンの場合は200℃15分間焼いていきます。焼き色がついたら完成です。
ウインナーとミートソースという組み合わせは絶対においしく間違いのない組み合わせですよね。
子どもから大人まで、みんな手が止まらなくなること間違いなしです。上に乗せたミートソースがこぼれることがありますので、ご家庭でおやつや朝食に出すのにぴったりなアレンジだと思います。
可能性は無限にあるウインナーロールパン。ウインナーの種類をバジルやチーズに変えたり、パン生地にバターを混ぜたり、塩パン風の生地にしてみたり、ライ麦粉を使ってみたりなど、様々なバリエーションのものを作ることができます。
ウインナーロールパンだけで見た目もかわいいので、ただロールパンのような見た目にするだけでなく、様々な形に成型してもかわいいですね。
ウインナーを一口サイズに切って、小さなロールパンを作り、ディップのようにソースにつけて食べるのもホームパーティーなどにはおすすめです。
たくさん作って、自分だけのオリジナルウインナーロールパンを作ってみてください。